2014-06-12 14.44.15 / bradchow


箱根駅伝、寒い中半袖半ズボンの人たちが山登りをする、正月恒例行事

ネットでも話題になっていましたが箱根駅伝って関東圏の大学のみが出場するローカルな大会よね。
それであそこまで盛り上がるのはなんか不思議な気分ね。
盛り上がるっていうか、“盛り上げている”のかしらね、マスコミさまが。

そこで各紙の箱根の取り上げ方です



読売新聞(共催)
・青学大 箱根駅伝初V (1面 3段 写真付き)
・「顔」 原晋さん(1/4 2面 3段 写真付き) *監督の人モノ記事
・18面と19面を使って大特集

朝日新聞
・青学大圧勝 独走V(11面 4段 写真つき)
・頂点へ挑戦11年目の結実 元サラリーマン原晋監督 (11面 3段 写真付き)
・その他関連記事(11面、駒大東洋大山梨学院大の記事など)

産経新聞
・「人として自立させる」 青山学院大監督原晋さん(2面 3段 写真付き)
・11面のほぼ全面を使って特集(圧勝V攻めた青学大 など)

毎日新聞
・青学 圧倒の総合V(20面 4段 写真つき)
・20面の半分を使って特集



段って何? 段数の説明

比べるとやはり共催の読売の扱いは異常に大きいわね
朝日産経は同じくらい。
毎日はスポーツ面の半分でアッサリと
毎日にとって新年イベントは箱根ではなくて「ニューイヤー駅伝(@前橋)」だからでしょうか

共催の読売が大々的に取り上げるというのはビジネス面で仕方がないかなとは思います。
しかし日テレと一緒にここまでやるのは・・ちょっと不自然さを感じます
上でも書きましたが、所詮は全国区ではなくて関東のローカル大会ですし。。。
たしかに箱根駅伝は「人間ドラマ」を生みます。それは多くの人の共感を呼ぶモノであって、報道する価値は高いものだと思います。
でもそれって全国大会の出雲駅伝にはないことなのかしら。一時期「韓国のゴリ押し」と批判されたテレビ局と同じにおいを感じます。

そういう意味では私は毎日くらいの扱いがちょうどいいのかな、なんて思います。

また毎日以外の各社は青学の原監督で人モノを書いていますね。
元サラリーマン、中京大→中国電力で箱根経験なし、箱根に挑戦する指導者としては少ないタイプなのかしら。
個人的には朝日が書いた人モノが好き

「青学はちゃらい」とよく周囲に言われてきたという原晋監督は、「最高の褒め言葉です」と胸を張る。「宝塚音楽学校と同じ。見えないところでは泥臭く努力しても、表舞台では華やかにしていたい」(1/4 11面)


監督の経歴だけでなく、このフレーズを記事をしたのは朝日だけ。
なんかぐっときたわ。