新聞とはその日あったニュースを適当に並べているわけではありません。
本ブログでは特に「記事の段数」について注目しています。
当ブログでは引用した記事の最後に(3段)などと書くことがあります。
たんてきにいえば段とは見出し(記事タイトル)の大きさで、
段の数が大きくなればなるほど、ビッグニュースという意味です。
逆に小さいニュースには小さい見出しがつきます。
新聞には「段罫(だんげい)」という横線が、ページの中に何本も引かれています。
段罫と段罫との間を「段」と呼びます。
新聞記者らよく使う「3段見出し」「4段見出し」といった言葉は、その見出しの大きさが紙面で何段分あるかを示す表現です。
見出しが大きければ大きくなるほどニュースバリューも高くなります。
大体その日のトップニュースは4段くらいの見出しがつきます。
しかし、同じニュースでも新聞社によって記事の見出しの大きさは違います。
例えば、殺人事件が起きたとします。
翌日の紙面で Y社は紙面の5段分を使った大きな見出しを書きました。
Y社はこの殺人事件をビッグニュースだと判断したためです。
一方でA社が書いた記事は2段分の小さな記事をでした。
A社はそこまで騒ぐようなニュースではないと判断したためです。
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