A Teacher Talks to His Students in a Classroom at Cathedral High School in New Ulm, Minnesota... / The U.S. National Archives


【産経新聞】「価値観を押しつけるような教育展開なら疑問の声上げ続けたい」日教組教研集会、山梨で始まる

 日本教職員組合(日教組)の第64次教育研究全国集会(教研集会)が6日、山梨県で開幕した。8日まで3日間の日程で、全国から延べ約1万人の教職員が参加、日ごろの教育活動の実践例を報告し合う。
 日教組によると、今回発表予定のリポート数は697本。各教科の指導例のほか、いじめ問題や歴史問題、原発問題なども議論される。社会科教育や教育改革についての分科会では、イデオロギー色の強い発表も予定されている。
 全体集会で、日教組の加藤良輔・中央執行委員長は教育の現状について「価値観を押しつけるような教育の営みが今後展開されるようならば、疑問の声を上げ続けたい」とあいさつ。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人人質事件にも触れ、「テロの背景は宗教ではなく、教育が力を持ち得ていないからだ」と述べた。
http://www.sankei.com/life/news/150206/lif1502060008-n1.html

日教組の教育研究全国集会が開かれ「今年も変更授業が報告された」と産経新聞が怒りくるってます。

産経新聞によると、今回の研修会授業では3つの大きな問題があったそうです。


1.生徒に「首相批判」をあおる

「権力を持つ者をしばる、これを『立憲主義』といいます。今の日本の憲法は『立憲主義の憲法』というわれるのです。さて、総理大臣の安倍さんはどうですか?」
「国の行く末を最終決定する力、これが主権。それが国民にある、と書かれている。総理大臣にある、とは書かれていない。それなのに安倍さんは?」

といった実践授業が報告されたそうです。

いずれも
安倍首相への批判をにじませた。
と産経は書いています。


2.天皇制への批判も

大日本帝国憲法が紀元節の2月11日(建国記念の日)に発布されたことについて、「神武天皇という実在しなかった天皇が、更から高天原に降りてきて日本を治め始めた、という嘘だらけの日。天皇中心の国家をつくるらめ、天皇の権威を高めるために、この日に発布したのです」
「天皇が、戦後何ら責任を問われなかった」

と天皇制の批判をしたそうです



3.委員長「価値観を押し付けような教育の営みは疑問」

産経新聞は社説で「道徳の教科化」について、以下のように主張しています。

 戦後、道徳教育の充実が求められながら、正式な教科とされなかったのは「価値観の押しつけ」などの批判が根強かったためだ。
 6日から始まった日教組の教研集会でも、委員長が「価値観を押しつけるような教育」に疑問を示したようだが、徳目の大切さを語り、指導することはけっして「押しつけ」ではない。
  いじめ事件などで善悪や勇気、正義などを毅然(きぜん)として教える教育が一層求められる。指導すべきことをためらい、子供の顔色をみるような風潮や、教師の独りよがりの授業こそ改めるべきだ。
と委員長の発言について批判しました。


◆教育評論家の石井昌浩氏も批判

専門家である石井氏は
「立憲主義をゆがめて説明し、自分の偏りや誤りのある考えををあたかも正しいかのように何も知らない子供たちに教え、イデオロギーを注入しており、公教育の授業として極めて不適切」
と指摘しています



まーイデオロギーの注入はたしかによくないわな
それが良しとされる日教組の風潮もよくわからないわね

っというわけで産経が激オコでしたとさ。