OLヨムコが新聞よむわよ

20代独身OLが新聞を読み比べます。

    こんにちは、新聞ヨムコです。趣味は新聞です。
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    タグ:産経新聞

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    library books / timetrax23


    【産経新聞】日本悪玉「慰安婦小説」を全米図書館に送付 「安倍首相は戦争の罪を隠そうとしている」韓国系団体が寄付募り活動強化

     【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州に拠点を置く韓国系米国人団体が、旧日本軍が慰安婦を強制連行した-との誤った前提に立って書かれた米国人作家の小説「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン(竜の娘たち)」を全米の図書館に送付する活動を始めた。団体は、ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の恐怖の中で少女によって記された「アンネの日記」などとともに収蔵されることを目指している。慰安婦問題をあたかもホロコースト(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)のように印象づけることで、「日本悪玉論」を米国に浸透させようとしているようだ。
    産経新聞の特ダネ?とりあえず一面にのっていて、他社では報道していなかったように見えたので・・・

    しかし記事の意義付けとして「『日本悪玉論』を米国に浸透させようとしているようだ」とは・・・また産経らしい強引な表現ですな。方向としてはそうとも言えるでしょうけど、

    ちなみに
     小説には、「強制連行」や「性奴隷」といった日本政府が公式に否定している描写があるが執筆したウィリアム・アンドルーズ氏は「多くの調査をしたので『正確だと思っている』」としている。
    なるほど。そりゃ問題ですね。

    「正確だと思っている」か。うむむむむむ。
    ずるいぞ。それはもっと根拠をしめしてほしいね。
    是非産経には作者に対面インタビューしてほしいな

     HPの募金の告知では、「歴史修正主義者の安倍晋三首相のもとで日本人は、慰安婦のことも含めた戦争の罪を隠そうとしている」とし、「この小説が多くの人に伝えられなければならない」と図書館などへの送付の意義を記している。
     関係者によると、寄付を募り始めてから約2週間で、約140冊を送付できる金額が集まったといい、今後もこの活動を強化していく方針だ。
     韓国系団体幹部は韓国メディアに「『アンネの日記』を置いていない図書館はない。人々はそれを読みホロコーストの残酷さを知って学ぶ。慰安婦問題も元慰安婦が生きているうちに問題を広めたい」とコメントしている
    事実無根を本にされ、全米の図書館に配られるとは、これはテロですね!

    国じゃなくて個人に対してやったら名誉毀損罪ですね。

    歴史問題ってどうやったら解決できるんでしょうね。


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    2月6日の朝刊で朝日新聞と産経新聞がそれぞれの社説で「9条改正」ついてふれました。

    そして意見が真っ二つに割れました。(当たり前ですけどね・・・)

    5日の参院選予算院会で憲法改正に関する議論があり、各社が反応した。っという感じです。

    ざっくり説明すると

    産経新聞「国の責務として9条改正を最優先せよ」

    朝日新聞「憲法改正が必要かどうかの議論を飛ばして、各党に異論が少なく実現可能性の高いものから手をつけていくのは本末転倒」

    ちなみに読売新聞は「首相は憲法改正に急いでおらず、世論を見極める姿勢だ」と分析しています。

    【産経新聞】主張 9条改正を最優先せよ 「国の責務」全うする証しに

    ・・・ 改憲が具体的な政治日程にのぼったのは初めてだ。憲法改正を自らの歴史的使命と位置付けてきた首相の覚悟と決意の発露と受け止め、高く評価したい。

    ・・・ 憲法前文は「われらの安全と生存」の保持に言及しているが、それは「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」を前提にしている。
     だが、この前提は成り立たない。過激組織「イスラム国」による残虐かつ卑劣なテロだけでなく、尖閣諸島周辺の日本領海侵犯をいまも常態化させ、力による奪取の構えをみせる中国の行動などを見れば、自明であろう

    ・・・9条改正への道筋は、日本が国際社会に積極関与する姿勢を、もっとも鮮明に示すものともなろう。
    【朝日新聞】社説 改正ありき本末転倒

     つまり、憲法改正の必要性から考えるのではなく、各党に異論が少なく、実現可能性の高いものから手をつけていこうというのだ。
     これが国の最高法規を改めるのにふさわしいやり方なのだろうか。社会や国際情勢の変化に伴い、憲法を変えるほうが国民の利益にかなうということはありえるだろう。そのときは国会で正面から論じ、国民投票に問えばよい。
     内容よりも改正のやりやすさを優先しようという運び方は、自主憲法制定を党是に掲げる自民党にとっては自然なことなのかもしれないが、本末転倒だと言わざるをえない。

     過激派組織「イスラム国」による人質事件はあまりに痛ましかった。しかし、再発防止などの対策を日本の平和主義の根幹である9条の改正に結びつける議論は、短絡に過ぎる。
    【読売新聞】 首相 憲法改正急がず 世論見極める姿勢

     安倍首相が、持論の憲法改正について、国民世論調査の動向を見極めに時間をかける姿勢を鮮明にしている。憲法改正の手続きを定めた96条改正への理解が広がらず、いったん封印した経緯があるためだ。長期政権を見据え、少なくとも来年の参院選では、会見の争点化を避ける方針だ

    ・・・自民党は今国会中に憲法審査会で項目の絞り込み作業に着手したい考えだが、野党には温度差がある。維新の党などは改正論議に前向きだが、民主党の岡田代表は安倍首相の下では論議に応じない意向を示している
    憲法改正もそうですが、気になるのは人質事件との関連性に関する意見

    産経が「イスラム国」の人質事件などを見る限り、憲法全文の前提が成り立たないのは明白、と主張する一方で
    朝日は人質事件と憲法改正を結びつけるのは短絡に過ぎるとしています
    朝日がいう短絡的というのは他に解決策を模索してから憲法9条と関連付けするべきってことかしら?


    結局人質事件って、イスラム国とかいう強意と対面したときに、日本は振りかざせるカードが少ないってことが問題なのかなと個人的には思っています

    そういう意味では今回の問題と9条は切っても切れない関係であって「短絡過ぎる」と楽観視している朝日こそ「短絡過ぎる」と思います。

    まぁ手順の問題もわかりますが、ある意味憲法改正は国民的にも煮詰まっている議論なのかと感じます。

    っというのもどう頑張っても左翼と右翼がわかり合える日はこないのだから、マジョリティーの意見を持って議論を進めていかないと、一生このジレンマの中で日本は国際社会で生きていくことになります。
    仮にも選挙は常時行っているので。

    「日本が世界に誇れる憲法」っというのもっともで、9条を大切にしたい気持ちがわかります。
    っというか残すことがやっぱり「理想的」でしょう。

    ただ国際社会を生きる中、現実的に考えると、9条は変えざるを得ないものです

    「いつまでも理想を語ってられない」ということを多くの国民は理解しているはずです

    結論をいえば朝日の社説こそ国民を混乱に陥らせており「本末転倒」です。

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    談話室って何を話す店? / takamorry


    【産経新聞】阿比留瑠比の極言御免 村山談話のうさん臭さ

     これは異なことを耳にすると驚いた。自民党の二階俊博総務会長が3日、安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話について、こう述べたからだ。

     「できれば全党一致が望ましい。各党と調整を図るのが当然だ。(共産、社民両党とも)私なら話し合いをする」

     はて、過去の首相談話で野党と事前に協議した例があったかしらんと考えたがとんと思い浮かばない。植民地支配と侵略を謝罪した戦後50年の「村山談話」も戦後60年の「小泉談話」も、野党と調整したなんて話は聞いたことがない。

     そもそも、歴史観も国際認識も目指す社会も全く異なる政党の意見・主張を取り入れて、一体どうするというのか。そんなことが可能で有意義だと本気で考えているのか-。

    産経新聞の阿比留記者がコラムで70年談話について各党と調整を図るべきと述べた共産・社民と毎日新聞を超批判しました。

    なんというか。これ読む限り、阿比留さんのいうことが正しそうな気がする。

     一方、1月29日付毎日新聞夕刊の記事「『戦後70年談話』は必要か」には、村山談話発表時の政府高官(匿名)のこんなコメントが載っていた

     「あの談話は、自民党単独でも社会党単独でもなく、いろんな思想の人たちが集まって決定しました。(中略)村山(富市首相)さんの熱意が大きかったのは確かですが、決して個人の思想などではなく、心ある政治家たちや行政の人たちの思いが一つになった内閣総理大臣談話なんです」

     これにも強い違和感を覚えた。この政府高官は、あたかも衆知を結集して談話を作成したかのように語っているが、実際はごく一部の人間で話を進めていた。

     それどころか、村山内閣の閣僚すら事前に談話が発表されることも知らされていなかったのである。村山内閣の総務庁長官だった江藤隆美氏と運輸相だった平沼赳夫氏はかつて、産経新聞の取材にそれぞれ次のように証言している。

     「(8月15日の)閣議で突然、首相談話が出てきて仰天した」(江藤氏)

     「事前の相談は全くなく、唐突に出た。(村山氏は)社会党出身とはいえ、何でこんなの出すのかなと思った」(平沼氏)

     村山氏は自らの内閣の閣僚に対してすら、だまし討ちをかけたといえる。しかも当時の野坂浩賢官房長官は著書で「異議を申し立てる閣僚がいれば、内閣の方針に合わないということで即刻、罷免するつもりでいた」と明かしている。

    ふむむむ。毎日でてきた匿名高官。うさんくさい。やっぱり阿比留さん正しい気がしちゃう・・・証拠だしてきてるし

    でも敢えて毎日新聞も反論してほしいな。どういう経緯でこの匿名高官は村山談話について「いろんな思想から生まれた」とコメントしたのか。言いぶんがあるなら聞きたい

     村山氏自身は『村山富市の証言録』(新生舎出版)の中で、後の首相も村山談話を踏襲すると思ったかと聞かれ、こう答えている。

     「いやいや、そんなことまでは想定してませんでしたね。(中略)後の首相がそれを踏襲してくれるだろうというような、期待はあったにしても、誰がなるかわからないのでね、そこまで考えて談話を出したわけではないね」

     もとより、その程度の話なのである。村山談話を絶対視し、金科玉条のように扱う人々は、どこか政治的意図をうかがわせてうさん臭い
    つまり村山氏自身も村山談話を踏襲してほしいと思っていたわけでもないとのこと

    じゃぁ社民・共産や毎日新聞、朝日新聞などの「国会で話し合おう」というのはどこから出てきた言葉なのか

    っていうか前もいったけど、別に談話なんて発表しなくていいじゃん。
    周辺諸国とのトラブルのもとになるだけ。
    どうせその時代によって主張・認識はかわってくるのだから

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    毎日新聞が5日の朝刊(大阪)で渾身のギャグを披露しました。

    「アナ雪続編」、「恵方巻きに生具材」というまったく関連性のないニュースを並べて

    「ありのままで」続編  カツ「生のままで」
    だって・・・・



    「生のまままで」
















    「  生  の  ま  ま  で  」












    なまのぉ~ままでぇ~







    私の中で紙面構成が朝毎読産の中で読売の次につまらない毎日新聞

    その毎日新聞にしては頑張ったわ

    でもちょっとだけ「くすっ」となった。こういうの好きよ。私




    ちなみに毎日以外の見出しです
    【産経新聞】
    恵方巻きに生の豚肉 製造業者、みそかつ揚げ忘れる
    【読売新聞】
    恵方巻きに生トンカツ 揚げ忘れ具材に
    【朝日新聞】
    恵方巻き、とんかつ揚げず販売 名古屋の百貨店でミス
    当たり前ですがどこも普通ですね。
    「アナ雪」とかけたのは毎日だけ・・・・

    さて、今日は東京で雪がふるかもしれないそうですね!

    なまのぉ~ままでぇ~

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    シリアなど危険な地域に入って取材している記者は、どのように安全を確認しているのですか。
     (兵庫県 自営業女性 40代)

     ■現地の当局や有力者の最新情報で判断

     内戦が続き、過激派組織「イスラム国」による支配地域が広がるシリアは、平和な日本に比べれば、はるかに危険度の高い地域です。ただ、危険度は場所によってかなり差があります。日本人人質事件のさなかに朝日新聞の記者が入った場所は「イスラム国」の支配地域ではなく、現在アサド政権やクルド人勢力が支配を確立した地域です。戦闘の最前線ではありません。
     北部の都市アレッポでは「イスラム国」の支配地域から来た住民らに接触し、「公開処刑」など支配の実態を伝えました。トルコ国境沿いのアインアルアラブ(クルド名コバニ)は「イスラム国」からクルド人勢力が奪還した直後で、戦闘の爪痕をAP通信、ロイター通信やトルコ国営放送などとともに、日本メディアとして初めて現場から報じました。いずれも記者が入らなければ伝えられない記事で、みなさまから大きな反響をいただきました。
     日本の外務省は、シリア全土を対象に渡航情報(危険情報)の中で最も厳しい「退避勧告」地域に指定しました。2012年3月以降、日本人外交官は退去しています。そんな場所で取材すべきかどうか。移動や取材の安全が高い確度で確保できること、ニュースの重要性があることなどを踏まえて、判断しています。
     治安状況は、外務省情報に加えて、現地当局や地元有力者の最新情報などをもとに検討し、現場に行く前に本社編集幹部が判断しています。その際、防弾チョッキなども状況に応じて持参します。
     特派員の多くは、英危機管理会社の危険地研修で誘拐や爆弾テロも想定した実地訓練を積んでいます。
     ただ、どんなに注意してもリスクはゼロにはなりませんそれでも取材をするのはなぜか。虐殺や人道被害では、現場で記者が取材することが真実にたどりつく限られた方法だからです。内戦下の人々の実態を知っていただくことは被害を抑止することにもつながると確信しています。
     今回の事件で、中東地域での取材の危険性はさらに高まったと受け止めています。報じることの重みを踏まえながら、慎重に判断していきます。

    朝日新聞(2月4日 朝刊 「RE:お答えします」 
    朝日新聞が外務省が「退避勧告」地域に指定しているシリア国内に記者を派遣していることに関する意見を載せました。

    「イスラム国」で人質が殺されてすぐあとに朝日記者がシリアに入っていたことが報道でわかりました。

    ただ社説で載せたわけではなく「RE:お答えしましょう」という読者の質問に記者が答えるという柔らかめのコーナーなので、そこまで激しく主張はしていないです。

    朝日の記者派遣に関しては読売が社説で軽く批判しています。産経新聞でも記事を掲載しています。

    朝日新聞の主張をざっくりまとめると以下です

    1.日本メディアとしては朝日がはじめてやでー。すごいやろー。

    2.治安状況は、外務省情報、現地当局、地元有力者の最新情報をもとに検討している。特派員の多くは英危機管理会社の危険研修で訓練。現場に行く際には防弾チョッキを持参することも。

    3.危険だけど取材するのは虐殺や人道被害では、現場で記者が取材することが真実にたどりつく限られた方法だから。内戦下の人々の実態を知っていただくことは被害を抑止することにもつながると確信している。


    ふむむむむむむ

    まー「安全対策してるよー」とか「やっぱ生のニュースだよね」ってのはわかった。

    でも私として気になるのは「もしつかまったらどうするの?」ってこと

    どんなにリスク管理しても相手はムチャクチャな組織で、狙われたらおしまいだと思う

    そうなったとき「自己責任」だけではすまないじゃない。国が動くのよ。

    ちなみに読売新聞さまは2/2の社説でこのように述べています。

    ◆自己責任にとどまらず
    ・・・
     ジャーナリストの後藤さんは昨年10月、退避勧告が出ていたシリアにあえて入国した後、「何か起こっても責任は私自身にある」とのメッセージを残していた。
     「自己責任」に言及したものだが、結果的に、日本政府だけでなく、ヨルダン政府など多くの関係者を巻き込み、本人一人の責任では済まない事態を招いたのは否定できない。
     同様の事態を避けるため、今後、危険地域への渡航には従来以上に慎重な判断が求められる。
     今回の事件により、日本人が海外で誘拐の標的となる危険が一層高まったことにも留意したい
     過激派組織にとっては、日本の軍事的報復を恐れる必要はない。日本に圧力をかけ、中東各国などに間接的に要求をのませる手法を再び使う可能性もある。
     安倍首相が在留邦人らの安全確保の強化を閣僚に指示したのは、こうした事情があるためだ。
    (読売新聞 社説)
    私としてはね、本当は、日本のメディアにどんどんシリアにいってほしい。生の声の日本のメディアが伝えてほしい。やっぱり日本の大企業だし、世界で活躍してほしい。
    でも今の日本の状況で行うのは疑問に思う。
    やっぱり朝日はもしつかまったら社としてどう対応するのか。というのをしっかり述べるべきだと思う。朝日の記者がつかまったら国民の血税で救出活動が行われるわけです。ただ会社のエゴだけでやるのはちょっとすじ違い。

    勿論、どっかの民兵と契約して独自の救出活動を行うとかなら全然いいと思うけど、それって朝日の論調と何か矛盾するものになならない?

    今の日本には軍事的バックアップがない。人質をとられたときに国として直接的な救済活動もできなければ、報復活動もできない。 


    結局は自己責任論では解決できなかった人質問題。

    交渉カードが少ない日本。交渉カードの一つともなりえる憲法改正を反対する朝日。

    それでも、つかまった場合の対応を方法も説明せずにシリア入りする朝日。


    朝日の行動に矛盾を感じてしまう。


    勿論戦争の悲惨さを伝えるのは反戦争につながると思うけど・・・
    でも朝日の行動はやっぱりおかしい。

    繰り返しになりますが、朝日はもし記者が人質に取られたときに会社としてどう対応するのか、国に何をお願いするのかを明示するべきだと思います。

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