OLヨムコが新聞よむわよ

20代独身OLが新聞を読み比べます。

    こんにちは、新聞ヨムコです。趣味は新聞です。
    当ブログでは新聞の報道姿勢比較、事件を深く掘り下げ、はたまたくすっと笑えるような記事を紹介します。おもしろい記事はリツイートやシェアしてね!

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    タグ:産経新聞

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    The outbreak of the war! / MIKI Yoshihito (´・ω・)


    阿比留瑠比の極言御免 メディアのヘイトスピーチ

     またかとうんざりし、気がめいった。安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年の首相談話をめぐり、27日付の東京新聞が平成7年の「村山談話」継承を求める社説でこう書いていたからである。
     「首相はかつて『侵略の定義は定まっていない』と国会答弁した。侵略を正当化する意図を疑われ、国際社会の一部から『歴史修正主義的』と厳しい視線が注がれている」
     朝日新聞と毎日新聞の4日付社説もそれぞれ、同様のことを指摘していた。
     「自民党議員の質問に、『侵略の定義は定まっていない』と応じて批判を浴びた」(朝日)
     「首相自身も『侵略の定義は定まっていない』と述べて物議を醸したことがある」(毎日)

     自分たちが率先して首相を批判しておきながら、第三者が問題視しているように書く手法もいかがなものかと思うが、問題はそれだけではない。
    これらの社説を座視できないのは、何よりこれが首相への偏見や無知に基づく不公正で不適切な見解の表明だからだ。
     以前から当欄で繰り返し指摘してきたことだが、馬の耳に念仏のようなのでもう一度書く。村山談話の発表者である村山富市元首相自身が7年10月の衆院予算委員会で、次のように答弁しているのである。
     「侵略という言葉の定義については、国際法を検討してみても、武力をもって他の国を侵したというような言葉の意味は解説してあるが、侵略というものがどういうものであるかという定義はなかなかない」
     つまり、安倍首相はあくまで従来の政府見解をそのまま述べたにすぎない。現に第1次安倍内閣当時の18年10月にも、こんな政府答弁書を閣議決定している。
     「『侵略戦争』と『戦争責任』の概念について、国際法上確立されたものとして定義されているとは承知していない」  これだけではない。麻生太郎内閣時代の21年4月の衆院決算行政監視委員会では、外務省の小原雅博大臣官房参事官(当時)もこう答弁した。
     「さまざまな議論が行われていて、確立された法的概念としての侵略の定義はない」
     さらに、民主党の野田佳彦内閣時代の24年8月の参院外交防衛委員会では、玄葉光一郎外相(現民主党選対委員長)もこう述べた。
     「何が侵略に当たるか当たらないかというのは論争があるところで、そこにはある意味、価値観、歴史観が入り込む余地があるのだろう。だからなかなか明確な定義というものができないのかなと」
     一方、毎日新聞は25年12月27日付社説でも安倍首相を批判して「首相は国会で、大戦について『侵略の定義は定まっていない』と侵略を否定したと受け取られかねない発言をした」と記している。
     全く同じ趣旨のことを述べているにもかかわらず、安倍首相に限って「侵略否定」の問題発言で、村山氏や玄葉氏や外務官僚だったら問題ないというのは筋が通らない。東京、朝日、毎日各紙はこの二重基準をどう考えているのか
     こんなことを執拗(しつよう)に何度も繰り返すのだから、特定個人を標的にした悪意あるヘイトスピーチ(憎悪表現)だといわれても仕方あるまい。差別的ですらあると感じるし、少なくともフェアではない。猛省を促したい。(政治部編集委員)
    http://www.sankei.com/politics/news/150129/plt1501290005-n1.html
    70年談話について。1月29日産経新聞が反論しました。
    前回のブログ記事では朝日と毎日の70年談話を紹介しました。詳しくはこちら

    朝日は毎日はいずれも安倍首相の修正姿勢に否定的な考えを表明しましたが、

    今度は産経のターンです。

    産経としては、修正云々というより、朝日、毎日、東京の安倍総理だけを問題視する姿勢がヘイトスピーチだと批判。
    というのも結局「侵略」という言葉の定義が村山談話時代だったから曖昧だったのにもかかわらず、安倍首相が同じことを発言したら批判するのはいかがなものか、という言いぶん。

    まー。NHKの討論番組内での発言そのものっていうか、一連の70年談話報道に対する産経の不満って感じね。
    たしかに侵略の定義が過去から定まっていなかったことに対して安倍首相だけ批判するのはおかしいわよね。ただ朝日、毎日は定義云々ではなくて、継承がちゃんとされるかされないかということを問題視しているわけで、産経が直接議論のカウンターを仕掛けたわけではないですね。

    ただ阿比留さんの記事の中で気になった点
    「自分たちが率先して首相を批判しておきながら、第三者が問題視しているように書く手法もいかがなものかと思う」と書いてありますが・・・・・
    え!?産経新聞さんもその手法使ってない??っというか社会記事なんてそんなんばっかな気がするけど
    記事の中で記者が言いたいことあえて第三者に言わせる。そうすることによって記事に客観性がうまれる。
    これって社会面記事じゃなくて、社説だからいけないってこと?

    そうなのかなぁ。。。だって今回の阿比留さんの記事の最後に

    「こんなことを執拗(しつよう)に何度も繰り返すのだから、特定個人を標的にした悪意あるヘイトスピーチ(憎悪表現)だといわれても仕方あるまい。差別的ですらあると感じるし、少なくともフェアではない。猛省を促したい。」

    ってあるけど。「言われても仕方あるまい」って誰に?
    これがもしヘイトスピーチの専門家の話だったら、あーそうなのかもなって少しは思えるかもしれないけど・・・・
    やっぱりこの表現はやりすぎでしょう。無理矢理感があるし、ここまで言うなら専門家からコメントがほしい

    だって安倍総理は日本の首相という立場の人間なんだから、マスコミが疑心の目で見るのは当然。今更これくらいでヘイトスピーチって言っちゃうの?マスコミが政府の完全いいなりで癒着してしまったらマスコミなんていらないし、それこそ戦争中の大本営発表となんら変わらない
    表現の自由の範囲内だわ

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    LasVegas - McCarran International Airport  / 246-You

     【産経新聞】追跡中に「高級腕時計壊れた」と埼玉県警警察官が逮捕男に360万円の損賠請求 県警関係者は「聞いたことがない…」

     埼玉県警の50代の男性警察官が、容疑者の男の逃走を阻止しようとした際に高級腕時計が壊れたとして、修理費約70万円とけがの慰謝料など計約360万円の損害賠償を求め、男を相手取りさいたま地裁に民事訴訟を起こしていることが22日、分かった。男の代理人は「捜査中に高級腕時計を着けていたことが落ち度だ」と反論。県警は「個人の問題なのでコメントできない」とするが、県警の警察官らは「聞いたことがない訴訟」と困惑している。

     訴状などによると、男性警察官は平成25年11月、埼玉県蓮田市内で公然わいせつ事件の張り込み捜査中に、女子高生に下半身を見せた男を発見し追跡。車で逃げようとしたため、ワイパーをつかみ阻止した。

     その際、数十メートルにわたり引きずられ、手や膝にけがを負い外国製高級腕時計が壊れた。男は公務執行妨害の疑いで逮捕され、傷害罪で略式起訴。男性警察官は「けがの跡が残り、精神的ダメージを受けた」として慰謝料250万円、時計の修理代73万6560円など計357万1330円の損害賠償を求めている。
    http://www.sankei.com/affairs/news/150123/afr1501230001-n1.html


    容疑者おっかけてたら、付けてたロレックスを壊されたという警察官が容疑者を訴えたと産経新聞が報じました。
    *ネット記事だとロレックスの表記はないですが、紙面だとのってます。

    そもそもそんな高価なもの身につけて現場でてんじゃないよ。とは思いますが、それを言ってははじまりません。
    おまわりさんには、おまわりさんなりの「つけなくてはいけない」理由があったのかもしれません

    それでもね。警察内部で解決しろよ!

    容疑者との接触なんて警察業務の中で想定の範囲でしょ。
    ラフプレーが発生した時のためにおまわりさんは日頃から武道の稽古などに励んでいるんじゃないの・・・

    想定内のことだろうし、警察組織の中でそういう時のために解決できる仕組みはないのかしら。保険とか・・・
    保険はあったとしても、ロレックスはおちない気がするけど。

    ちなみに元検察官の郷原信郎弁護士は記事で
    「危険な場面での職務が前提の警察官は、公務中の損害は警察組織や自治体に手当てをしてもらうのが原則。個人で訴訟を起こすことは可能だが、警察組織に属する人間のやることとして違和感がある」
    と話しています。

    一方で男性警察官の弁護士は
    警察官だからといって一般の人と異なる点はない。請求額も正当だと考える
    とのことです。

    なんていうか日本も訴訟大国アメリカっぽくなりましたよね。
    国民が司法にアクセスしやすくなるということは、今まで泣き寝入りするしかなかったトラブルとかが少なくなる一方、こういうくだらない裁判も増えるのね。

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    ISIL Flag / theglobalpanorama


    日本人2人がイスラム国に人質にとられました。
    イスラム国は日本政府に2億ドルを身代金として要求しました。

    日本の各紙は当然ごとく今朝(21日)の新聞で大きく取り上げました。
    そして社説にて各紙の見解をまとめていました。

    しかし・・・・

    どこの社も何も主張していないに等しく、クソみたいな社説でした
    ダラダラと当たり前のことだけを書いて「つまり何なの?」という後味

    まずはじめにこの問題。一般人の私が気になるのは日本政府はどういう対応をとるべきなのか、
    というか身代金 は払うべきなのか。そういうことでした。


    身代金なしで解放してくれるのであれば、それが一番いいです。その方法を最後まで模索するべきなのかもしれません
    しかし過去のアメリカ人の人質の事例からいってそれは現実的ではない
    つまり最悪のケースになったときどう対応するべきか。
    人命を優先するのか、今後のことを優先するのか


    しかしそれに関して、はっきりと述べた社はありませんでした。

    とりあえず気になった部分は引用します。
    産経新聞 「テロに屈してはならない」
     2004年にイラクのテロ組織が日本人を人質にとった際には、当時の小泉純一郎首相が直ちに「テロには屈しない」との大原則を示した。
     事件は最悪の結末を招いたが、それでも大原則を曲げるわけにはいかない。無法な要求を受け入れれば、日本が脅迫に屈する国であると周知され、同様の犯罪を招くことにもつながる
    朝日新聞 「『日本は敵』発信し挑発 国際報道部長石合力」
     相手側との交渉や身代金支払いに安易に応じれば国際社会の「対テロ」の歩調を乱しかねない。極めて難しい状況だが、過激派に対話のパイプを持つ宗教指導者や地元有力者らを通じて、救出の道筋を探るべきだ。
    読売新聞 「人質の殺害脅迫は許されない」
     不当な要求に応じれば、日本がテロに弱いとみなされる恐れがある。テロ組織を勢いづかせ、同様の事件を引き起こしかねない
    毎日新聞 「早期解放に全力挙げよ」 *事実をたんたんと書くのみで内容なし!
    要求に応じるべきなのか否かといったことに触れなかった毎日のゴミ社説は置いといて。産経、朝日、毎日は「金払ったらあいつらをつげあげさせるだけだから、基本的には払わない方向で」っという内容

    だったら何故そう書かない
    「あいつらに金は一銭も払うんじゃねーぞ」 

    因みに各社とも、そもそもイスラム国が人質をとった理由にあげている安倍首相によるイスラム国対策としての2億ドル支援表明は、避難民向けの食糧や衣料など自動的援助だと主張しています。つまり今回のイスラム国側からの要求は筋違いであると声をそろえています。そりゃそうでしょうね。

    だったら払うべき金じゃないでしょ。「要求に応じるべきではない」。そう書いてよ。

    遠回しに「大原則を守る」「国際社会の「対テロ」の歩調を乱しかねない」「応じれば、同様の事件を引き起こしかねない」そんなこといったって、「つまり何なの?」まで踏み込めていない

    毎日のゴミ社説にいたっては事実をたんたんと書くのみ。そんなの社説ではないし、新聞が売れない理由もよくわかる。
    新聞なんてニュースを報じるという意味では、ネット、テレビ、ラジオが報じた後、一番最後にしているわけで、ただニュース読みたくて新聞を買う人ってかなり少なくなってきいると思う。
    ネット世代が好きな共感、炎上、そういうものが今の新聞にはない。

     

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    Crying Yuri / emrank


    野々村元県議が書類送検されました。
    逮捕されなかったのは結局、逃げる可能性がなかったのと弁済しているから?
    まー結局お金戻しているんであれば・・・マスコミによって十分社会的制裁はうけているから逮捕されなくてもいいのかしら

    そんなことはおいといて、各社の反応です。いずれも1月20日朝刊
    産経新聞
    【1面】野々村元県議書類送検 政活費220万円詐取の疑い(見出しの大きさ:4段)
    【社会面】地検「手口が悪質」 捜査員に抗議メールも(見出しの大きさ:4段)
    【社会面】政活費改革 一定の成果焦点(見出しの大きさ:3段)
    読売新聞
    【社会面】野々村元県議を書類送検 県警「厳重処分を」(見出しの大きさ:4段)
    【社会面】「年収2000万円や」 ポケットマネー扱い(見出しの大きさ:3段)
    【社会面】政活費の不正大半は不起訴 地検の判断 焦点(見出しの大きさ:1段)
    朝日新聞
    【1面】政務活動費計9400万円返還 野々村元県議の問題後31議会で(見出しの大きさ:4段)*1面トップ
    【1面】元県議書類送検 詐欺容疑など、兵庫県警(見出しの大きさ:1段)
    【1面】領収書類ネット公開すべき(見出しの大きさ:2段)
    →朝日(大阪)は一面トップにこのネタをもってきていましたが、内容は書類送検ではなくて、全国で返還があいついでいるというもの
    毎日新聞
    【社会面】野々村前県議を書類送検 起訴求める意見(見出しの大きさ:4段)
    【社会面】解説 「悪質」判断 厳しい姿勢(見出しの大きさ:2段)
    【社会面】重く受け止める 県議会議長 (見出しの大きさ:1段)
    見出しの大きさは段数が多ければ多いほど、その新聞社が記事について、ニュースバリューが高いと判断していることを示唆しています。


    詳しくはこちら→「段数とは」
    各社は大きく展開しました。
    そんな中でおもしろかったのが、産経と読売の記事2つ。 

    まず産経
    【産経新聞】地検「手口が悪質」 捜査員に抗議メールも
    ・・・元県議は、一連の問題について反省と謝罪の姿勢を見せた一方で、新聞や週刊誌などで自身に関する記事が掲載されると、捜査員にメールを寄せて「お前たちがリークしたんじゃないのか」と抗議することもあったという。
     県警は元県議について「社会的制裁を受け、反省している」として逮捕を見送り、書類送検にとどめているが、ある捜査関係者は「政活費の不正請求事案は、一部を議員活動以外に使っているものが多いが、元県議の場合は、カラ出張など実際に払ってもいないものまで請求し、領収書を改竄している。受け取れるものは根こそぎ取ろうとしていた」と憤った
    この期におよんで!とにかく誰かのせいにしないといけない性分なのか。
    っというかおもしろいですよね。ここまで根性腐りきった人ってなかなかいないですよね。
    地方議員なんてそんなもんなんでしょうか。

    そして読売
    【読売新聞】「年収2000万円や」 ポケットマネー扱い
     「年収2000万円や」
     野々村容疑者は昨年1月、大阪・北新地のラウンジで収入を尋ねられ、即答したという。議員報酬の約1380魔年に、年間の政活費600万円を足したのとほぼ同額だ
    。「政活費は全てもらえると思っていたんでしょう」。同席していた知人男性は振り返った。
    ・・・捜査員の一人も「完全にポケットマネー扱いだった」と話す。
    ・・・年収の話しが出たラウンジで一緒だった知人は、「政治かとして何がしたい、と言っていたか」との記者の問いかけに、「聞いたことがない」と述べた。
    なるほど。はなっから政務活動費が収入だったわけでね。税金をなんだと思っているんだ・・・

    うーんこの人の話、聞けば聞くほど許せない
    。しかし、朝日が書いたように他の地方議員もドンドン返金している現状
    ののちゃんだけが悪いというわけではなさそうです。(まー世界に日本の恥を知らしめたという意味では重罪ですが)
    でもやっぱり許せない。
    全員逮捕して一度議会をクリーンにしてもらいたい。
    書類送検とか甘いことぬかさないでほしい。返済しているからって、事案の重大性から見ても逮捕が妥当であると考えます。

    ちなみに朝日新聞にのっていた識者コメント
    政治とカネの問題に詳しい上脇博之・神戸学院大教授の話 多くの議員が政務活動費を返還した背景には野々村元県議の会見後、オンブスマンや報道機関の関心が高まったことが大きい。今春の統一戦を控え、議員には早めに収支報告を修正して政務活動費を返還すれば、やり過ごせるという意図があるのだろう。領収書がなくても支出を認めるなど、条例上の規制の緩さと、議会金局や議長のチェックの甘さが不適切な支出を許している。条例改正や第三者委員会設置の動きも各地であるが、それだけでなく、収支報告書と裏付けとなる領収書類をインターネット上で全て公開し、透明度を高めなくては、真の適正化は図れない

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    3D Judges Gavel / StockMonkeys.com


    元側近が朴大統領との密会否定 韓国、産経前支局長公判

     【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領の動静に関する記事で名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)の公判が19日、ソウル中央地裁で開かれた。朴氏と密会していたとのうわさが記事で紹介された朴氏の元側近、チョン・ユンフェ氏が証人として出廷し、密会の事実はなく記事は虚偽だとして加藤氏への処罰を求めた。

     ただ、密会したとのうわさがある日の行動について、検察への説明を捜査段階で変えてきたことが分かり、加藤氏の弁護側は「証言の信ぴょう性には疑問がある」と主張した。

     チョン氏は2007年まで当時国会議員だった朴氏の秘書室長を務めた人物。
    http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015011901002363.html


    産経新聞元ソウル支局長の裁判も気がつけば第三回公判。
    各紙の扱いとしては:
    産経新聞が1面、社説、国際面、社会面と大展開
    朝日が国際面で、毎日が社会面で事実のみ淡々と
    読売は取り扱いなしw
    とかなり産経とそれ以外で温度差が出てきています。

    たしかにこの裁判は「表現の自由なんてくそくらえ!」といっているようなもんで、日本人の私から見ると、判決には議論の余地もないです。
    ただ、裁判は例え片方が明らかに間違っていたとしても、両方の主張を公平に取り上げるのがマスコミの役目
    そういう観点でいえば、産経は少しトーンダウンした方が無難。なんというか全うな報道機関っぽくなくなってしまう。それこそ韓国っぽい。

    さてその産経新聞の大展開の中で気になったのは、社会面での記事

    「処罰しろ」怒号 中断も 反日団体関係者に退廷命令

     【ソウル=水沼啓子】ソウル中央地裁で19日に開かれた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の第3回公判。同支局が入るビルの前で産経新聞に対する抗議デモを行っていた反日団体関係者らが、公判中に傍聴席から「チョッパリ!(動物のひづめの意味で、日本人の蔑称)」「処罰しろ!」などと大声で叫び、公判が何度か中断する騒ぎがあった。

     同日午後2時ごろ、開廷すると間もなく、加藤前支局長を告発し、昨年11月の初公判の際に卵を投げるなどの妨害事件を起こした右翼団体関係者が傍聴席をめぐって他の男性と口論になり、法廷内が一時、騒然となった。

     その後、証人尋問が進行している最中に、傍聴席に座っていた他の反日団体関係者の男性が突然、立ち上がり、「チョッパリ」「国民は憤怒している」などと叫んだ。裁判長から注意され、いったん席に着いたが、その間、証人尋問が中断した。

     男性は着席した後も、興奮が収まらない様子で、10分ほど傍聴した後、隣に座っていた仲間の団体関係者らと「ここは韓国だ」「日本のやつら」と大声を上げた。男性らは退廷を命じられて、裁判所の職員に法廷から連れ出され、再び中断する騒ぎになった

     この日の公判は、検察側証人として、朴槿恵(パク・クネ)大統領の元側近で、最近の動向がベールに包まれている鄭(チョン)ユンフェ氏が出廷したことから、韓国メディアの関心も高く、前回の第2回公判とは異なり、多くのカメラマンや記者らがソウル中央地裁に詰めかけた。約90人が着席できる法廷の傍聴席は日韓のメディア関係者や反日団体の関係者らで埋め尽くされ、立ち見状態で傍聴していた人もいた。

     前回の公判同様、警察車両がソウル中央地裁の構内で待機し、法廷内の傍聴席にも警官が配置されるなど、厳重な警備態勢が敷かれていた。
    http://www.sankei.com/world/news/150119/wor1501190034-n2.html


    ふむふむ。チョッパリって動物のひずめなんだ。。。
    っていうかそんな騒動があったのか!
    民度が低い。。。そんな言葉が思い浮かびます
    日本だとあまり聞かないわね。退廷命令って。ドラマの世界の話というか。
     
    正直そんな騒動おこしても裁判官に悪い印象しかあたえないでしょう!って思うのは日本的な感覚?

    結局この法廷内の1場面を報じたのは4紙だと産経だけなんですけど。
    反応しない理由というのもわかります
    あえて問題視しないで“クスッ”と笑う程度にしているのでしょうか
    それが日本と韓国の違い。

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